スーパーグライドには良し悪しがある【スーパーグライド完全ガイド 専門編#1】

スーパーグライドの完全型SG,不完全型SGを解説していきます。少し初速度が違うだけで、普通のプレイヤーは気づけない程度の差異です。YouTubeでも解説しています。*この記事で使用する画像はすべて動画内で使用したものです。

完全型SGと不完全型SG

スーパーグライドができていても、良いスーパーグライドと悪いスーパーグライドに区別できます。良いスーパーグライドを完全型SG、悪いスーパーグライドを不完全型SGと定義します。完全型SG、不完全型SGの違いは、初速度が速いかどうかで区別できます。完全型と不完全型のスーパーグライドを理解するには、速度の変化について理解することが必要ですので解説していきます。

速度変化

まずSGの速度変化を分解すると以下のようになります。分解した速度変化を主軸に速度変化を解説していきます。

初速度前のフレーム(0フレーム)

SG(初速)

余動+重力(環境によって変化)

着地(余動+重力の余動)

スライディング余動(環境影響)

速度変化の説明

1.初速(初速度)

初速とは、クライム中の速度(0.初速度前フレーム)後に初めて出る速度のことです。クライム中は、VEL:(速度)が0になっています。SGを入力すると0から535に速度が跳ね上がります。この初速だけが完全型SGと不完全型SGを区別する要素です。SGの初速度は約400-600の間でばらつきがあり、一定に保つことは難しいです。

2.余動+重力

SG初速の余動と重力の速度を合わせたVEL:(速度)です。着地地点の高低によって最高到達速度は変わります。下記の例では、最高到達速度は1466です。

3.着地(余動+重力の余動)-4.スライディング余動

着地後の速度のことです。普通に落ちると0になりますが、環境によってスライディングを入力することで速度をある程度維持します。今回の完全型SGと不完全型SGの話にあまり関係ないので詳細な解説は省きます。

完全型SG、不完全型SGとは?

完全型SGと不完全型SGの違いは初速度にあります。完全型SGは初速が訳530。不完全型SGは初速が訳430になります。実際に比較していきます。

完全型SG

初速が訳530ならば完全型SGが成功しています。

不完全型SG

初速が訳430なら不完全型SGが成功しています。

完全型SG、不完全型SGの比較

完全型SGと不完全型SGの条件

完全型SGと不完全型SGの違いが初速度にあることは理解したが、発生条件はなんでしょう?完全型SGと不完全型SGの発生条件の違いは、スーパーグライドの入力タイミングの差異です。差異というのは、SG前後の影響は受けずに純粋なSGの入力タイミングだけが違いを生じさせる唯一の要素になります。つまりクラウチモーションの長さや障害物の高低などは違いを生じさせる要素に含まれません。具体的な完全型SGと不完全型SGの入力タイミングの差異を解説していきます。

フレーム比較[FPS視点]

比較は、前述した初速度前のフレーム(0フレーム)から初速度に変わったSG(初速)フレームを比較します。

比較[1]
FPS視点の完全型SG(上)と不完全型SG(下) – 初速度前のフレーム(0フレーム)

比較[2]
FPS視点の完全型SG(上)と不完全型SG(下) – 初速フレーム

フレーム比較の説明

不完全型SG [フレーム比較] – 左画像[0フレーム],右画像[初速フレーム]

不完全型SGはスーパーグライド入力後、一人称視点では微妙に視点が移動するか無動であることがフレームの比較で分かります。

完全型SG [フレーム比較] – 左画像[0フレーム],右画像[初速フレーム]

完全型SGはスーパーグライド入力後、一人称では微妙に前進していることがフレーム比較で分かります。

FPS視点フレーム比較

一人称視点の比較では不完全型SG、完全型SG後の僅かな動きの違いしか分かりません。微妙なSG後の挙動の変化が分かるだけでタイミングの差異が良く分かりませんが、TPS視点(3人称視点)では明確です。

フレーム比較[TPS視点]

比較は、FPS視点時と同様に、前述した初速度前のフレーム(0フレーム)から初速度に変わったSG(初速)フレームを比較します。

比較[1]
TPS視点の不完全型SG(左)と完全型SG(右) – 初速度前のフレーム(0フレーム)

左の画像、不完全型SGではレジェンドが障害物を完全に登りきる前であることが分かります。それに対して右の画像、完全型SGではレジェンドが完全に障害物を登り切っていることが分かります。

比較[2]
TPS視点の不完全型SG(左)と完全型SG(右) – 初速フレーム

初速フレームの画像比較でも明確に、左画像の不完全型SGではレジェンドが未だに登りきる前であることが分かります。それに対し、右画像の完全型SGでは「初速度前のフレーム(0フレーム)」と比較して、微妙に前進していることが分かります。

完全型SGと不完全型SGの映像比較[TPS視点]

完全型SGと不完全型SGのまとめ

スーパーグライドは、大まかに2つに分類できます。不完全型SGと完全型SGです。不完全型SGは、レジェンドが完全に登りきる前にスーパーグライドを入力することで発生します。一方、完全型SGはキャラクターが完全に登りきったタイミングでスーパーグライドを入力すると発生します。具体的な入力のタイミングは不確定ですが、スーパーグライドが可能なフレームのうち、キャラクターが登りきった直後から残りのフレーム(SG可能フレーム)で入力すれば、完全型SGを発動できると考えられます。検証はしていませんがスーパーグライドの距離には変化がないように思え、尚且つ不完全型SGであっても速度は十二分にでているので意識してSGを区別化して使い分けれるように練習する必要ないです。

まとめ

今回は、完全型SGと不完全型SGについて解説しました。わざわざ意識する必要もないような事なので、入力タイミングの差異でスーパーグライドの初速度って変わるんだーと学んで貰えたならば^^です。

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